デスクワークが体の衰えと肥満を招く!?→医師が指南"運動苦手"でもできる「座り方を工夫するだけの下半身トレ」と「低山歩行」

著者フォロー
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

縮小

それを「老化」と呼ぶこともできますが、わたしはむしろ、「成熟」や「深化」という言葉のほうがふさわしいと感じています。年齢を重ねるということは、人生での出会いや出来事を通して、心や感性が磨かれていく過程です。

経験を積んだからこそ見える風景、感じられる空気があります。だからいまの自分こそが、本当の意味で豊かで奥行きのある存在なのだと思うのです。

中高年はなにかの達人になろう!

『ちょっと魂、洗ってみる 不安にひたるより気持ちよく生きたい人へ』
『ちょっと魂、洗ってみる 不安にひたるより気持ちよく生きたい人へ』(KADOKAWA)。書影をクリックするとAmazonのサイトにジャンプします

ここでわたしから、すべての中高年に提案があります。

「中高年はなにかの達人になろう! そして、自分なりの達人を目指そう」

なんでもいいのです。自分が「好きだな」「やってみたいな」と思えることを極めていくのです。それだけで充分です。料理の達人、掃除の達人、買い物の達人、散歩の達人、話を聞く達人、ブログを書く達人、撮影の達人、笑わせる達人、人と人をつなぐ達人——。十人十色。だからなんでもいい。自分のなりたい「達人」になりましょう。

なにより、自分で「これをやろう」と決めると、体が自然に動き始めます。さて、あなたはどんな達人を目指しますか?

矢作 直樹 東京大学名誉教授/医学博士

著者をフォローすると、最新記事をメールでお知らせします。右上のボタンからフォローください。

やはぎ なおき / Naoki Yahagi

1956年、神奈川県生まれ。1981年、金沢大学医学部卒業。その後、麻酔科を皮切りに救急・集中治療、内科、手術部などを経験。1999年、東京大学大学院新領域創成科学研究科環境学専攻および同大学工学部精密機械工学科教授。2001年、東京大学大学院医学系研究科救急医学分野教授および同大学医学部附属病院救急部・集中治療部部長。2016年3月に任期満了退官。著書に『人は死なない』(バジリコ)、『天皇』(扶桑社)、『「ねばならない」を捨てて生きる』(幻冬舎)、『自分を好きになる練習』(文響社)、『そろそろ、自分を解放する』(KADOKAWA)、『幸せに生きるための心持ちと食』(青林堂)、『あらゆるストレスが消えていく50の神習慣』、『神様からのお便り』(ともにワニブックス)など多数。

この著者の記事一覧はこちら
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

関連記事
トピックボードAD
ライフの人気記事