デスクワークが体の衰えと肥満を招く!?→医師が指南"運動苦手"でもできる「座り方を工夫するだけの下半身トレ」と「低山歩行」

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朝はまず息ができることへの感謝から始めます。布団の中でまず足首を回し、底・背屈し、その後ヨガマットの上に移り上半身の屈伸、キャット・アンド・ドッグ、その後スクワットと股関節の回旋運動をします。これらを、日中も適宜、繰り返しています。

神棚への奉祀後、朝食をとり、その後適当なときに天気が良ければ外を走り、雨ならリュックを担いで階段の昇降をします。自ずと身体が動くことに感謝の念が湧いてきます。いつも「強気に陽気に元気に」「不屈の精神と無限の体力」という言葉を思い浮かべ、いまこの瞬間(中今)を感謝して味わっています。

下半身を鍛えたければ「ヤンキー座り」から

体育座りは大半の日本人が経験済みだと思いますが、実はあの姿勢は骨盤が後傾し猫背になり、体にとって非常に不自然な姿勢です。

逆に行儀が悪いと思われているのに意外と体には良い姿勢があります。

それは「ヤンキー座り(しゃがみ込み/蹲踞(そんきょ)」です。

ヤンキー、つまり昭和の不良が道ばたに座り込み、タバコを吸ったりしゃべったりするときの、あの座り方です。うんこ座りとも言われます。

世界中の農耕文化やアジア圏で昔から自然に行われていた「しゃがみ姿勢」です。股関節、膝関節、足首を深く折りたたみ、骨盤が立ち、背骨が自然なS字カーブを保ちます。筋肉に頼らず関節で安定するために、慣れれば長時間でも苦になりません。

ただ足首や股関節の硬い人には負担となり、実は意外と難しい姿勢なのです。

この姿勢が苦手な欧米人のフィットネス業界でも「アジアンスクワット/ディープスクワット」という名称で注目されています。

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