映画「ベスト・キッド」最新作で《子ども時代》を思い出した件…。ジャッキー・チェンは日本で11回の舞台あいさつを敢行!作品の雰囲気は?

そうした『ベスト・キッド』ユニバースの集大成となったのが最新作である『ベスト・キッド:レジェンズ』だ。同作の主人公は、北京でミスター・ハンにカンフーを教わっていた17歳の高校生リー。最愛の兄を失ったことで戦いを封印、ニューヨークに移住したリーだったが、大切な人を守るために再び戦うことを決意する。
そんなリーを指導するのが、師匠のミスター・ハン(ジャッキー・チェン)と、オリジナル版で主人公だったダニエル(ラルフ・マッチオ)。まさに空手を主としたオリジナル版と、カンフーを主としたリメーク版のキャラクターが交錯し、その魂が現代に受け継がれることとなる――。
映画館を出た後にスカッとする最新作

オリジナル版、リメーク版、さらにはスピンオフドラマ『コブラ会』など過去の『ベスト・キッド』シリーズに目配りした集大成的作品であり、もちろん過去作を知っていればより胸が熱くなるが、シリーズを知らなくても楽しめるよう設計されている。
昨今は『国宝』など長尺で重厚な映画が注目を集めているが、『ベスト・キッド:レジェンズ』の上映時間は94分。どこか80年代映画のような懐かしさを感じさせる作品で、難しいことを考えずに肩の力を抜いて、映画館を出た後にスカッとするような気持ちになれる。
まさに“あの頃の子どもたち”が注目すべき映画となっている。
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