映画「ベスト・キッド」最新作で《子ども時代》を思い出した件…。ジャッキー・チェンは日本で11回の舞台あいさつを敢行!作品の雰囲気は?
ちなみにジャッキーが来日を果たしたのは、13年ぶりの来日となった昨年の映画『ライド・オン』のプロモーション以来およそ1年ぶり。初日舞台あいさつに合わせての来日となると、1995年の『レッド・ブロンクス』以来とのことで、およそ30年ぶりのこととなる。
舞台あいさつツアー最終回となったTOHOシネマズ日比谷では、「ここにいる皆さんは古い友人。僕の映画を見て大人になったんじゃないですか? 僕も皆さんと一緒に成長して大人になった」と感慨深い様子であいさつ。
さらにイベントでは「映画は非常に大きな影響力を持つものなので、自分が監督を務める時には、細心の注意を払っている」と自身の流儀について語ったジャッキー。「僕の映画にはアクションはあっても残虐なシーンはない。コメディはあっても下ネタはない。つまり全世界の子どもたちが観て大丈夫なものをつくりたい。映画を撮り終えたら、最初の観客は自分の子ども。自分の子どもにも見せられる映画なら大丈夫。映画人として、社会に対して、暴力、不公平、いじめなどに対する責任がある。僕の作品の中では常に愛があり、平和があり、団結があり、環境保護がある。僕はできるだけそうしている」。
『ベスト・キッド』に魅了された小学生は多いはず

かつて80年代には、小中学生の共通言語として、皆が熱く語り合うような作品が多くあった。おそらく40代以上ならば、ジャッキー・チェンの『拳』シリーズや、『ベスト・キッド』に夢中になったという人も多いのではないだろうか。
ジャッキーも『ベスト・キッド』が香港で公開された時にすぐ映画館に駆けつけたという。『ベスト・キッド』はまさに80年代を代表する世界的ヒット作だった。ここであらためて『ベスト・キッド』シリーズの概要についておさらいしてみたい。
無料会員登録はこちら
ログインはこちら