補足しておこう。マーケティングなどでよく使われる(アブラハム・)マズローの「欲望5段階説」というものがある。
人間の欲求は、生活水準の向上に沿ってより高度なものに変化するという説で、おおむね以下のように分類されている。
① 生理的欲求:食欲、性欲、睡眠欲など生命維持に不可欠な欲求
② 安全欲求:健康や経済状態など、安定した生活を送る欲求
③ 社会的欲求:家族や友人たち、社会の一員としてのつながりを求める欲求
④ 承認欲求:他人から認められたい、成功したい、という欲求
⑤ 自己実現欲求:自分の理想を実現したいという究極の欲求
「寛容」を失い、成り下がってしまった日本人
かつて景気が良かった頃には、③や④まで高まっていた人々の欲求も、今みたいに殺伐とした世の中になると②まで下がってくるんだよ。現に俺だってそうだもの、というM君の指摘である。ううむ。
この時代、「寛容さ」を求めることはどんどん難しくなっていく。だから「日本人ファースト」という政治スローガンが受けたりもするのだろう。さて、どうしたものか。
とりあえずこの次に北海道に来るときには、確か小樽に居るはずのM君を訪ねてみようと思うのである(本編はここで終了です。この後は競馬好きの筆者が週末のレースを予想するコーナーです。あらかじめご了承ください)。
トピックボードAD
有料会員限定記事
マーケットの人気記事
無料会員登録はこちら
ログインはこちら