漫画喫茶《快活CLUB》が超進化していた「1泊3000円で清潔な空間」「カプセルホテルよりコスパ抜群!」→ビジネスホテル高騰で注目されるワケ

✎ 1 ✎ 2 ✎ 3 ✎ 4 ✎ 5
著者フォロー
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

縮小

私は毎朝シャワーを浴びたいタイプの人間だ。延長料金を払いたくない気持ちをグッと抑え、諦めてシャワーを浴びに行った。その後は歯を磨き、コーヒーを飲んでから退席。

気になる料金は、ナイトパック2570円+土日祝の追加料金330円+夏季(お盆休み)の追加料金110円+延長料金140円=計3150円だった。正直に申し上げて、かなりお得感があった。

快活CLUBを「コスパ抜群」で使い倒す方法

起床から2~3時間は絶好調で過ごしていた私だが、やはりベッドで寝るよりも睡眠の質は落ちるらしい。この日は電車の中で2回寝落ちした。カプセルホテルと比較したとき、睡眠の質という点では気持ち程度劣るかもしれない。よって快活CLUBで宿泊する際は、「仮眠と睡眠の間くらいの回復が期待できる」と考えるのがいいだろう。

快活CLUB
後日訪れたグランド六甲店のブース席は、かなり後ろまで倒れた。この席でも寝れそうだ(著者撮影)
快活CLUB フードメニュー
フードメニューも充実している(著者撮影)
快活CLUB ダーツ カラオケ
ダーツやカラオケも楽しめる(著者撮影)

快活CLUBでの宿泊の強みは、一にも二にも、料金体系の安さ。そして手軽さだと私は思う。ハイシーズンや都道府県を問わず、予約不要で、3000円前後で一晩を過ごすことができる。

私は今後、例えば飛行機が遅延して深夜着になり、終電がなくなったシチュエーションなどで、快活CLUBを積極的に利用したい。自宅にたどり着けない焦りや苛立ち、タクシー代など余計な出費におびえる心配がなくなったという意味で、今回の緊急宿泊は私の大きな財産となった。

最後に余談だが、先日私は暑さ対策として「涼む」目的で、日中に快活CLUBを利用した。40分の滞在で、料金はたったの460円。エアコンの効いた室内で、コーヒーを飲みながらソフトクリームを食べる時間は、控えめに表現しても「コスパ抜群で最高の時間」だった。

私と同じように浦島太郎になっている人は、機会があればぜひ玉手箱を開ける感覚で、快活CLUBを利用してみてほしい。

【画像を見る】本編では紹介しきれなかった《快活CLUB》の中の様子も。
【筆者が青春18きっぷで旅してみた記事はこちら】「体力と気力が削られるが…」それでも《青春18きっぷ》で旅をしたくなる 大阪→東京10時間、実際にやってみたら地獄と天国が同居していた
佐藤 大輝 肉体派ライター・ウーバー配達員ライター

著者をフォローすると、最新記事をメールでお知らせします。右上のボタンからフォローください。

さとう・だいき / Daiki Sato

生活を回すために自転車のペダルを回して、気が付けば配達件数7800回以上。奨学金約500万円の返済や、人生2回の不当解雇。健康保険証のない状態での大怪我や、資産運用での大失敗など、ジェットコースターのような人生を歩んできた異色のライター。行動力と取材力、打たれ強さに定評がある。1990年生。横浜→東京→埼玉→茨城→神戸。社会に出てから40カ国以上を旅したがTOEICは300点。不当解雇とウーバーの本を出すのが夢。

X:@do69951367

この著者の記事一覧はこちら
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

関連記事
トピックボードAD
ライフの人気記事