さまざまな想いを胸に、私は無料で利用できるシャワールームへ向かった(店舗によってはシャワー利用に料金が発生する)。シャワーは男女別で別れており、中に入ると、無料で利用できるドライヤー・タオル・シャンプーやボディーソープなどが置かれていた。いたれりつくせりの待遇……やるじゃん、快活CLUB!
音は問題なし。ただし「膝」には注意が必要
シャワーの後、私はドリンクバーでカルピスソーダを選択。店舗内の飲食スペースでグビグビと飲んだ。
実は鍵付完全個室には、ドリンクバーの飲み物を持ち込むことができない(コンビニ等で購入した飲食物は可)。この理由について同社の公式ホームページには、「他のお客様の視線が気にならないプライベート空間のため、その構造上、所轄の警察署の指導により、当店提供の飲食物(お食事・ドリンクバー・ソフトクリーム・お菓子含む)を個室内に持ち込んだり、お召し上がりいただくことは禁止されています」「施設内に、飲食スペースを設けておりますので、当店提供の飲食物はこちらでお召し上がりくださいませ」と記されている。

喉も潤い、部屋に戻った私は、夢の世界に旅立つために照明を消した。が、パソコンの液晶画面が眩しかったので、これをオフにしたら室内はいい感じに真っ暗になった。エアコンは寒かったので消した。
クッション性のあるマットの上に横になると、身長168センチの私はストレスなく足を伸ばすことができた。隣の人の音は聞こえない。けれどごくたまに廊下から少しだけ足音が聞こえる。
疲れていたのですぐに寝れると思っていたが、枕っぽいクッションの硬さがどうにも頭に合わない。10分経っても寝れなかったので、寝返りを打とうと思ったそのとき、ゴツン!! パソコンチェアーと「膝」が激突。悶絶した結果、ここからさらに30分程寝れない時間が続いた。
就寝中、廊下の足音と人の気配が気になり、一瞬だけ目が覚めたこともあったが……。次に意識が戻ったとき、時計は8時20分を示していた。どうやら7時間ほど爆睡してしまったようだ。ナイトパック終了まで残り20分を切っており、慌てて身支度を開始したのだけど⋯⋯。
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