ワークマン「1500円リカバリーウェア」破格の“一般医療機器”を日常着用した正直な感想

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真夏の高温多湿な環境では、このウェア特有の“遠赤外線による温感”が快適性を損ねる場面があった。特に冷房の効いていない屋外や通気性の悪い室内では、温かさがむしろ暑さとして感じられ、不快感につながる場合がある。そのため、夏場の使用は冷房や送風との併用が現実的な運用方法となるだろう。

半年間、断続的に着用した結果、血行促進による疲労軽減効果を数値で明確化することは難しいものの、睡眠の質向上や肩こりの軽減といった間接的な変化は十分に実感できた。加えて、医療機器としての登録による安心感と、この価格帯では他に類を見ないコストパフォーマンスの高さも評価できる。

総評:費用対効果抜群の「着る医療機器」

ワークマンの「メディヒール® リカバリー長袖クルーネック」は、リカバリーウェアの入門モデルとしても、継続的な健康習慣の一部としても有力な選択肢だ。

一般医療機器としての信頼性、着用者が実感できる快適性、そして1500円台という手に届きやすい価格設定。これらが三位一体となり、単なるトレンド商品ではなく“日常に溶け込む機能服”として存在感を放っている。

疲労感を抱えるすべてのビジネスパーソンや、日常的にコンディショニングを意識するアスリートにとって、この「着る医療機器」は、静かに日々を支える新たな選択肢となるはずだ。

前編はコチラ⇒「袖を通した瞬間…」ワークマン≪疲労回復パジャマ≫が快眠市場の常識を変える?

池田 鉄平 ライター・編集者

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いけだ てっぺい / Teppei Ikeda

Jリーグ、国内、外資系のスポーツメーカー勤務を経て、ウェブメディアを中心に活動。音楽一家で育ち、アーティストとしてインディーズでアルバムリリースも経験。スポーツ、音楽、エンタメを中心に取材活動を行っている。

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