ブリヂストン、米ペップ・ボーイズ買収へ

現金8億3500万ドルで買収

 10月26、ブリヂストン、米ペップ・ボーイズを8.4億ドルで買収へ(2015年 ロイター/Max Rossi)

[26日 ロイター] - ブリヂストンは、自動車部品などを販売する米ペップ・ボーイズ・マニー・モー&ジャックを、現金8億3500万ドルで買収すると発表した。米国の小売りネットワークを3割以上拡大して、存在感を高める。

買収額は1株当たり15ドルで、前週末のペップ・ボーイズ株終値に23.5%上乗せした水準となる。

ブリヂストンは、米国で自動車整備、タイヤ販売などを手掛けるブリヂストン・リテール・オペレーションズ(BSRO)を展開している。

買収により、既存の2200店に加え、ペップ・ボーイズの約800店が加わり、米国で展開するBSRO店舗を35%超拡大できるとしている。

買収は2016年初めに完了する見通しだ。トムソン・ロイターのデータによると、ブリヂストンの米国事業は、総売上高の半分近くを占める。

ペップ・ボーイズは6月、戦略見直しの一環として、身売りを検討していると明らかにしていた。

今回の買収について、業界アナリストの1人は「ブリヂストンは、サービスやタイヤの市場シェア拡大を模索している。(ペップ・ボーイズの)小売り事業を取り込んで、何がしたいのかがやや分かりづらいが、計画を策定していくのだろう」と指摘。ペップ・ボーイズ買収に、他社が名乗りを上げる公算は小さいと見通した。

26日午前の米国株式市場で、ペップ・ボーイズ株価は23%超急騰している。

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