「十条駅前にできたタワマンの一部が廃墟化している」との噂が…。現地を訪れた私が見た光景と、ネットではわからない"意外な真実"
隣にはベローチェがあるが、こちらも7月末にオープンする(※筆者の取材は7月下旬)ようで、掲示がしてあった。記事を公開した現在では、すでにオープン中だ。

カフェはあると便利(筆者撮影)
ちなみに、この建物の竣工は2024年9月。すでに1年近く経過しているが、なかなかテナントが埋まらなかったのは事実かもしれない。
な、何もない…
モールの2階に行くと、さらによくわかる。真新しいエスカレーターで2階へ。目の前には「クイーンズ伊勢丹」。高級スーパー。しかしその横はというと……。
区画は多いのだが、テナントがほとんど入っていない。「テナント募集中」となっている。

テナント募集中の区画が目出す(筆者撮影)
1階を見ている間は、「確かにオープン前の店が多いけど、開業から1年くらいだし、言い過ぎでしょ」という気持ちだった。しかし、2階を見るうちに、この状態を指して「廃墟」と呼ばれているのか、と合点がいった。もちろん、人もいない。

ずっとこんな感じ。構造ゆえなのか、見通しもあまり良くないので、どことなくホラーゲームのような雰囲気を覚えてしまう(筆者撮影)
2階だけで見ると、半数ほどのテナントが入っていないようである。モールの外にはテナントの一覧表があるが、歯抜けになっているのがなんとも印象的。

本当は、このパネルの数だけテナントがあるはずなのだろうが……(筆者撮影)

確かに、これを見せられたら廃墟だというしかないかも(筆者撮影)
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