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「水原一平事件がついにドラマ化へ!」キャスティング難が予想される大谷翔平選手と真美子夫人、提訴すれば製作は止められる?

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  • 猿渡 由紀 L.A.在住映画ジャーナリスト
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「Variety」のインタビューで、アンダーソンは、「リリー・ジェームズに対する悪意は何もない。彼女は美しい女性。やるべき仕事をこなしただけ。でも、またあの出来事が蘇るというのは、私としてはすごく辛かった」と述べている。

製作陣が、このドラマをアンダーソンに寄り添う視点から作ったと強調しても、アンダーソンは今後も見るつもりはないらしい。作品はヒットし、プライムタイム・エミー賞にも候補入りしたが、本人にそう言われると、後味がよくないだろう。一方で、リーは、自分を演じるセバスチャン・スタンに事前に会い、仲良くなっている。

水原一平事件についてのドラマも、ここまでは本人たちに関係なく進められてきたとはいえ、今後、キャストが決まるなどしたタイミングで、連絡が入る可能性もなくはない。役者にすれば、超大物に連絡するのは怖いだろうが、本人からしか聞けない、役作りに貴重な話もあるだろうし、もし応援してもらえることになれば、それ以上に心強いことはないだろう。

だが、大谷選手がアンダーソンのように無視するのか、リーのように快く話をする機会を与えるのかは、わからない。

それにしても、このキャスティングは相当に難しいに違いない。大谷選手、水原、この事件が起きた時にすでに結婚していたのでおそらく出てくる真美子夫人らを演じる役者は、ネイティブの日本語を話せなければならない。

大谷選手の体格、プレーを表現できるか?

そして大谷選手は身長190cm、真美子夫人は180cm。正確にその身長でなくてもいいが、背が低いのはまずい。ドラマは大谷選手のメジャーでの大活躍ぶり、ドジャースと10年7億ドルの大型契約を結んだあたりも入れる予定らしいので、大谷選手を演じる俳優は、ボディダブルを用意してもらうにしろ、ある程度は野球のシーンを自分でこなす必要がある。

この高いハードルを越えられなければ、ドラマの信憑性は薄れる。脚本はこれから執筆らしいので、撮影はまだ先。背が高く、年齢的にふさわしい日本人俳優には、野球の練習に励む時間がある。ただ、熱演ぶりを大谷選手自身に見てもらえることになるかどうかは、まだわからない。

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