《サメ》はほかの魚を食べてしまわない? 大水槽にイワシ搬入時は飼育員も内心はドキドキ!? 飼育員たちの舞台裏

多くの生きものは人間に触られるのに慣れていない。なので、耐性があり害はない生きものたちが布陣される。ナマコやヒトデが代表で、ほかにウニやヤドカリ、ドチザメなどがいる。そんなたくましい彼らでも、タッチプールに放っておけば、いつの間にかもみくちゃにされてしまう。ヒトデなど動物と認識されていないのではと思うこともある。そうならないよう、各園館では教育係のスタッフを配置するなど、工夫がなされている。
タッチプールを設ける理由
そこまでしてタッチプールを設ける理由とは何か?
ふだん水辺の生きものと接する機会のないお客さんに、こんな生きものがいるんだと、五感をもって命を実感してほしいからではないだろうか。

ナマコとか地味だなと思わず、さまざまな生命のあり方に思いを馳せながら、やさしく触ってほしい。
記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
ログインはこちら
印刷ページの表示はログインが必要です。
無料会員登録はこちら
ログインはこちら
無料会員登録はこちら
ログインはこちら