《サメ》はほかの魚を食べてしまわない? 大水槽にイワシ搬入時は飼育員も内心はドキドキ!? 飼育員たちの舞台裏

(画像:『水族館飼育員のただならぬ裏側案内』)
ヒトと同様に、生きものにも個性がある。同じ種であっても、気が強いやつ、よく動くやつ、他人に興味がないやつなどさまざまだ。
大水槽のイワシ搬入のタイミングは超重要
また、共生(近接して暮らす二者の関係。両者に利益がある場合は相利共生、片方に利益があって他方に害がなければ片利共生、片方に利益があり他方に害があれば寄生となる)、群れと単独といった関係性も展示テーマとなる。
大水槽では自然の縮図といえるほど、さまざまな関係が生まれている。大水槽のイワシは搬入のタイミングが非常に重要だ。捕食者たるサメや大型魚に餌をやり、おなかいっぱいの状態にしてから搬入を行う。搬入後もサメたちがイワシを追いかけ回すことがないよう、餌のやり方を工夫する。
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