「年金だけ生活」は月6万7459円の赤字!? 投資初心者でもできる“埋め合わせ戦略” 5つのステップで、老後の家計赤字を乗り切る

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STEP4-5 金額均等で分散投資を続け、運用資産を増やしていく

J-REITは1口当たりの投資口価格が大きいため、1口ずつ投資すると、各銘柄当たりの投資金額がバラバラになってしまいます。そこで、STEP2でおこなったように、投資金額の少ない銘柄を少しずつ買い増していくことで、各銘柄への投資金額を均等にしていきます。

 

ポートフォリオを組み上げ、金額を積み上げていく

年に471万円が入ってくる「鉄壁配当」 後悔ゼロの“早期リタイア計画”
『年に471万円が入ってくる「鉄壁配当」 後悔ゼロの“早期リタイア計画”』(KADOKAWA)。書影をクリックするとAmazonのサイトにジャンプします

STEP4まで進むことができれば、あとはこれまでのやり方を繰り返して金額を積み上げていくだけです。図5-7では、本書の「はじめに」で紹介した老後生活における毎月の不足額6万7459円(年額80万9508円)に充当できるまでに金額を積み上げたポートフォリオとなっています。

このようなポートフォリオを一度組み上げてしまえば、あとは各企業が増配することによって、毎年の受取額は一定ではないにせよ徐々に増加していくことでしょう。図5-7の状態までいけば、退職後のお金の問題は解決されたことになります。

なお、優待株については総合利回り(配当利回り+優待利回り)を最大化できるよう、株主優待をもらうのに必要な最少の株数のみを保有します。

老後2000万円問題にとどまらず、不安なことが多い現代。お金を賢く増やすために、株式投資という道を選んでみるのはいかがでしょうか。この記事が、将来における金銭面の不安を払拭し、読者のみなさんが安定した生活基盤を築ける一助になることを願っています。

長期株式投資 「日本の配当株」メインの個人投資家

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ちょうきかぶしきとうし / Choukikabushikitoushi

「日本の配当株」専門の元サラリーマン投資家。
2023年3月、資産1億円を達成し早期リタイアを達成。1977年生まれ。2004年から株式投資を始める。2006年、ライブドアショックで痛すぎる損失を経験。以降、大型株へ投資対象をシフトするが、2008年、リーマンショックで含み損が600万円まで膨らみ「退場寸前」となる。しかし2009年、ポートフォリオを大型配当株メインにスイッチ。以降は、安定的に資産を増やし、2024年の税引き後の手取り配当額は、471万3512円と過去最高を更新。

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