「年金だけ生活」は月6万7459円の赤字!? 投資初心者でもできる“埋め合わせ戦略” 5つのステップで、老後の家計赤字を乗り切る
J-REITは1口当たりの投資口価格が大きいため、1口ずつ投資すると、各銘柄当たりの投資金額がバラバラになってしまいます。そこで、STEP2でおこなったように、投資金額の少ない銘柄を少しずつ買い増していくことで、各銘柄への投資金額を均等にしていきます。

ポートフォリオを組み上げ、金額を積み上げていく
STEP4まで進むことができれば、あとはこれまでのやり方を繰り返して金額を積み上げていくだけです。図5-7では、本書の「はじめに」で紹介した老後生活における毎月の不足額6万7459円(年額80万9508円)に充当できるまでに金額を積み上げたポートフォリオとなっています。
このようなポートフォリオを一度組み上げてしまえば、あとは各企業が増配することによって、毎年の受取額は一定ではないにせよ徐々に増加していくことでしょう。図5-7の状態までいけば、退職後のお金の問題は解決されたことになります。
なお、優待株については総合利回り(配当利回り+優待利回り)を最大化できるよう、株主優待をもらうのに必要な最少の株数のみを保有します。

老後2000万円問題にとどまらず、不安なことが多い現代。お金を賢く増やすために、株式投資という道を選んでみるのはいかがでしょうか。この記事が、将来における金銭面の不安を払拭し、読者のみなさんが安定した生活基盤を築ける一助になることを願っています。
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