《歌舞伎町》散策したら、“東京の魅力”を再発見しまくった件…。“6500円の映画館”から飲み屋、神社まで「危険な街」の今を紹介!
街の喧騒から離れてひとときの散策を楽しむと、歌舞伎町の24時間営業の天然温泉施設として名を馳せるテルマー湯に着く。

テルマー湯から靖国通りへ向かって歩くと、左手に1934年竣工の旧四谷第五小学校の建物をそのまま使う吉本興業東京本社があり、その隣が花園神社だ。過去と現代が交錯する境内には大鳥居と巨大な神木が立ち並び、外界とは異なる静寂に包まれた厳かな空気が漂う。
大都会の一角にある花園神社は、雑多なエネルギーに満ちあふれる新宿で街の文化と結びつきながら、人々に安らぎを与える場になっている。
余談だが、80年代後半から90年代を代表する伝説のライブハウス・パワステ(日清パワーステーション)は花園神社のすぐ近く。1998年に閉館したが、2020年より配信専用の無観客ライブハウス・パワステリブートとして再スタートしている。
性的マイノリティの街・新宿2丁目もすぐ隣り

花園神社を訪れたあと、東へもう一歩足を伸ばすと、セクシャルマイノリティが集まる街として知られる新宿2丁目がすぐ近く。
地下鉄新宿三丁目駅と新宿御苑前駅の間の甲州街道から靖国通りを結ぶ仲通りは、ゲイバーやレズビアンバーなどが集まる、アジア随一のゲイタウンとして知られる。
多様性を受け入れる懐の深い街であり、誰でも楽しめる場所でもある。昨今ではおしゃれなカフェやバーなども増え、日本人だけでなく、外国人観光客にも人気の界隈になっている。
少し足を伸ばしたが、歌舞伎町の街ブラは、アジア最大の夜の街の探索になる。そこには、アンダーグラウンドの世界に足を踏み入れる怖さと、時空を超えるような楽しみが交錯する、この街にしかない体験がある。それをひとつのエンターテインメントとして楽しんでみたらどうだろう。
夜の街の楽しみ方の新しい発見があるかもしれない。
記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
ログインはこちら
印刷ページの表示はログインが必要です。
無料会員登録はこちら
ログインはこちら
無料会員登録はこちら
ログインはこちら