《歌舞伎町》散策したら、“東京の魅力”を再発見しまくった件…。“6500円の映画館”から飲み屋、神社まで「危険な街」の今を紹介!
東急歌舞伎町タワーの9階に着くと、まずホテル受付のような有人のレセプションがある(シアターによっては10階)。事前にネット予約をしていれば、QRコードをマシンにかざして、すぐ横のエントランスから入場。
すると、照明を落として薄暗くしたレセプションから一転、上質感のある落ち着いたトーンのラウンジに入る。そのゆったりとしたスペースには、ソファやテーブルがならぶ。
カウンターでは、ソフトドリンクとポップコーンのサービスがあり(チケット代に含まれる)、上映開始までおかわり自由。となりのバーではアルコール類も販売している。上映時間の1時間前から利用可能であり、早めに映画館に着いてしまっても、ドリンクを飲みながらくつろいだ時間を過ごせる。
全席プレミアムシートのシアター内は、A席はリクライニング機能のあるソファシートにサイドテーブルを備える。中央例のS席は、電動リクライニングのソファシートに充電装置付サイドテーブルを完備。両サイドはパーティションで仕切られ、周囲の人は視界に入らない。どちらの席も、ゆったりとしたスペースがある。
そんなシアターでの鑑賞は、ハイスペックな映写設備と坂本龍一氏が監修した音響設備により、映画を存分に堪能できる。映画鑑賞に加えて、上質な空間でラグジュアリーな時間を過ごす体験が本シネコンの売り物になる。
そんな高級志向のシネコンには、上映中にスマホを開く、おしゃべりをする、お菓子の袋などをガサガサさせるといったマナーの悪い客がいない。そこで映画を観て優雅な時間を過ごすことに価値を見いだす映画ファンは多く、週末はほとんど満席になっている。
歌舞伎町といえば狭い路地に飲み屋がひしめく横丁
新宿・歌舞伎町といえば、狭い路地に飲み屋など飲食店が多く集まる昔ながらの横丁がいくつもあり、街の名物になっている。

JR新宿駅西口を出て、西武新宿駅に向かうガード沿いにある思い出横丁は、1940年代の戦後直後の焼け野原にできた露天商のマーケットをルーツにする、ノスタルジックな雰囲気の飲食街。
約80店舗が2000平方メートルほどの土地にひしめき、焼き鳥屋やもつ焼き屋の煙が漂う。ガードレール沿いの店は外の道端にも席が並び、昼から観光客でにぎわっていた。
無料会員登録はこちら
ログインはこちら