《歌舞伎町》散策したら、“東京の魅力”を再発見しまくった件…。“6500円の映画館”から飲み屋、神社まで「危険な街」の今を紹介!
その後、2010年代にも取り締まりや規制が強化された結果、現在ではインバウンドの外国人観光客があふれる、アジア随一の歓楽街として栄える。
ただ、TOHOシネマズ新宿周辺やシネシティ広場などに集まる「トー横キッズ」や、悪質ホストクラブによる高額売り掛け、大久保公園周辺の「立ちんぼ(売春)」など新たな社会問題も生まれている。
上質な映画鑑賞の時間を提供するシネコン
そんな歌舞伎町がある新宿は、多くのシネコンが集まる日本一の映画館激戦区としての顔もある。

東宝のTOHOシネマズ新宿、松竹の新宿ピカデリー、東映の新宿バルト9という大手映画会社系列の大型シネコンが密集するほか、独立系でもテアトル新宿、シネマート新宿、新宿武蔵野館、新宿シネマカリテなどの映画館がひしめく。
そんななか、2023年に東急歌舞伎町タワーの109シネマズプレミアム新宿がオープン。新宿は計8000席ほどを有する巨大な映画の街になっている。
そんな激戦区で109シネマズプレミアム新宿は、歓楽街の歌舞伎町とは正反対のイメージとなる、全席プレミアムシートの高級志向を打ち出す。チケット代は、A席4500円、S席6500円と一般的なシネコンの倍以上だが、そのぶん優雅で上質な時間を過ごせることで、映画ファンから高い支持を得ている。

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