台風接近時の《今すぐやるべきこと》まとめました→危険が迫っているときの「NG行動」と「避難判断のタイミング」に、自宅ですべき“SCNG”とは?

著者フォロー
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

縮小

窓の内側から、ガラス部分はクロスさせて、窓枠は隙間がないように養生テープを貼る。木材などの飛散物なら耐えられる。ガムテープは窓からはがすのが大変なのでNG。

★「SCNG」で対策!

「S(シート)」…窓ガラスにシートなどを貼る

「C(クローズ)」…空気の出入り口を閉める

「NG(No Going out)」…無理な外出をしない、させない

水のうを作り、浸水を防ごう

屋内浸水の可能性がある地域の家は、重くて使い勝手の悪い土のうの代用として「水のう」で被害を防ぎましょう。ライフライン(水道)がストップした際は、水のうの水を生活用水に利用することができます。

★水のうの作り方

①ビニール袋(45ℓ程度)を2枚重ねにして水を3/5ほど入れ、袋の中の空気を抜いて口をしばる。

②土のう袋や段ボール箱に入れる。

※水のうを複数入れた段ボール箱を連結するとさらに強度が増す

※土が入ったプランターや水を入れた20ℓポリタンクなども、水のうのかわりに使用できる

※浸水・冠水の可能性が高い地域では、住民が緊急時に持ち出せる「土のうステーション」を設置している自治体もある

★水のうを置く場所

①ドアの外側や窓の内側

②トイレや、台所などの排水口

トイレの水たまりや台所・洗面台・風呂場・洗濯機などの排水口から下水が逆流することがあるため。

(写真:『大地震・津波・集中豪雨が起こったそのときに NG行動がわかる防災事典』より)

★水のうで家への浸水を防ぐ方法

①ブルーシートを玄関前や窓際に広げて、水のうを並べて置く。

②ブルーシートでくるむ。

③隙間がないように折り込む。さらに頑丈にするなら、窓や玄関ドアとブルーシートを養生テープなどで貼る。

※隙間が少しでもないように確認することがポイント

次ページハザードマップで災害リスクを確認
関連記事
トピックボードAD
キャリア・教育の人気記事