大手企業「夏のボーナス」過去最高の平均99万848円…記録的な物価高を背景に、各社が高水準の賃上げ実現

経団連は3日、大手企業の夏のボーナス(賞与・一時金)妥結額の第1回集計を発表した。平均妥結額は前年同期比4・37%増の99万848円で、第1回集計としては比較できる1981年以降、2年連続で最高となった。記録的な物価高を背景に、各社で高水準の賃上げが実現し、4年連続で前年同期を上回った。
原則として従業員500人以上の大手企業を対象に、18業種・107社の妥結額を集計した。製造業は4・49%増の103万5889円、非製造業は3・76%増の85万7602円だった。
業種別では13業種がプラスだった。増加率は化学(28・99%増)が最も大きく、造船(11・01%増)、非鉄金属(10・8%増)が続いた。
最終結果は8月上旬に公表される予定。
記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
ログインはこちら
印刷ページの表示はログインが必要です。
無料会員登録はこちら
ログインはこちら