


(漫画:©︎三田紀房/コルク)
学習の本質的なプロセスが失われた現代

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ここで描かれている「飢餓感」というのは、足りないものを補いたいと考え、よりよい方向に進むための原動力だと思います。それが今の子どもたちには足りていない、ということですね。
完璧に整った参考書、最初から線が引かれた情報、書き込み不要な学習ツール……。
これらは確かに便利ではありますが、「自分で考え、調べ、構造化する」という学習の本質的なプロセスを奪いがちです。人が成長するうえで最も大切なのは「飢餓感」、つまり足りなさを埋めようとするエネルギーです。それが満たされすぎた状態では、逆に学力は育ちにくいのかもしれませんね。
受験勉強や、子どもへの教育など、西岡壱誠さんへの質問を募集しています。こちらの応募フォームからご応募ください。
出典:
・National Center for Education Statistics
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