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ネットとリアルをつなぐFacebookの戦略《O2Oビジネス最前線・黎明期を迎えた新・消費革命》

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日本では、無印良品、ANAやローソンなどがFacebookページを有効活用してO2O施策を行っている。

最新のキャンペーン情報や新商品の情報を発信し、消費者に実店舗へ訪問してもらい商品購入を促す。従来のホームページと異なる点は、ファンとの双方向のコミュニケーションを活性化するために、企業の顔が見えるような情報発信をしていることだ。

たとえばローソンでは、「あきこちゃん」というキャラクターが、人気商品の割引情報などをほぼ毎日発信し、ファンから数百件の「いいね!」や、コメントをもらっている。

また、O2Oビジネスで有名なチェックインクーポン。自分の現在地を通知すると、最寄りの店舗のクーポンが取得できる。11年11月、ユニクロで実施され、5日間で20万人がチェックインし、クーポン券を利用する購入も増え、大成功を収めた。

人生を語るのは、消費者だけではない。

企業のFacebookページも12年3月末から新デザイン「タイムライン」に変更された。創業から現在までの社歴が一覧になった。

たとえば、米コカ・コーラでは、全世界の4046万人のコカ・コーラファンに1886年の設立以来の企業の歩みを年代別に紹介し、企業コンセプトの浸透やブランディングに利用している。

Facebookの次の一手は何か。

消費者のリアルでの行動をさらに強力に取り込むことだ。

Facebookは、「いいね!」だけにとどまらない。

12年1月から、現実世界の個人の行動を共有する仕組み「オープングラフ」を拡張した。これまではコメントや写真で自分の行動を投稿する必要があったが、オープングラフに対応したアプリを介して行動すると、「音楽を聴いている」「新聞のある記事を読んでいる」「ジョギングしている」「ある食材で料理をしている」などの行動がリアルタイムに半自動的に友人・知人へ拡散・共有される。

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