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万年「肩こり」は危険信号! 仕事のパフォーマンスを下げる"国民病"の意外な原因と改善策

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  • 加藤 浩晃 デジタルハリウッド大学大学院 特任教授、東京科学大学医学部 臨床教授、アイリス株式会社共同創業者・取締役副社長CSO
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肩こりは、腰痛と同様に精神的なストレスが原因でも起こります。気分転換の運動や趣味の活動、入浴などで対策しましょう。

肩こりの対処として、マッサージにも意味があります。確かに、マッサージは対症療法なので根本的な解決はできないかもしれませんが、血行がよくなったりリラックスしたりすることで、ストレスをある程度解消する効果はあるといえます。

腕が上がらなくなったら四十肩を疑う

ある日突然、肩の関節付近に強い痛みが起こり、腕が水平よりも上がらなくなる。もし40代から60代の方にこのような現象が起きたら、それは四十肩(または五十肩)が疑われます。

四十肩は、専門的には「肩関節周囲炎」と呼ばれている疾患です。しかし、X線撮影をしてもはっきりとした異常が見られないことがほとんどです。

四十肩の原因は、肩関節の構造に関係しています。上腕の骨の付け根は球形をしており、それが肩甲骨のくぼみに収まる形になっているため、腕を上下左右前後に自由に動かすことができます。

2つの骨が接触する部分には靱帯や膜があり、健康な状態ではそれらが緩んでゆとりがあるため、腕を滑らかに大きく動かすことができるのです。

ところが、何かの理由で肩関節の周囲に炎症が起きることで痛みが発生し、さらに靱帯や膜が硬くなることで腕の可動域が狭まってしまう。これが四十肩です。

四十肩の原因ははっきりとは解明されていませんが、加齢や運動不足が考えられます。特に、長時間のデスクワークによって肩周辺の筋肉がこり固まることが大きな原因ではないかと推測されています。

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