週刊東洋経済 最新号を読む(5/23号)
東洋経済オンラインとは
ビジネス #自動車最前線

日本で売れているPHEVは? 直近5年間の購入者データから「日本のPHEV市場」の実態を明らかにした

8分で読める
  • 三浦 太郎 インテージ 自動車アナリスト
2/4 PAGES

次に車種別のランキングも見てみよう。2022年の1位はアウトランダーPHEVだが、それ以外の年は「プリウス」が1位だ。

プリウスは2023年1月にフルモデルチェンジを実施し、まずはHEVを発売。2カ月後の2023年3月にPHEVを発売開始している。

それまでのプリウスのPHEVモデルは「プリウスPHV」として、プリウスとは別の兄弟車として販売されていたが、現行の5代目プリウスからは、同じモデル内のパワートレイン違いとして販売されている。

続いてはボディタイプ別のランキングを見てみよう。

先ほど紹介した車種別トップ5のランキングで、プリウス以外の「RAV4」「アウトランダーPHEV」「エクリプスクロスPHEV」「クラウンスポーツ」「ハリアー」「NX450h+」「XC90」がすべてSUVであることからもわかるように、SUVが非常に多い。

セダンの大半はプリウスを指す(5ドアハッチバックセダンも含め「セダン」としている)。

「プリウスPHV」はフルモデルチェンジを機に「プリウス」のグレードのひとつとなった(写真:トヨタ自動車)

PHEV購入にはいくらかかるのか?

PHEVと聞くと、ガソリン車やHEVと比べて「車両価格が高い」イメージがあるかもしれない。実際のところ、どれぐらいの金額で購入されているのだろうか。

次に示すデータは、カタログや見積もりシミュレーションに記載されている金額ではなく、購入者が実際に支払った金額を「値引き前車両本体+オプション価格」「値引き額」「下取り額」「最終支払い額」でそれぞれ示したものである。

「値引き前車両本体+オプション価格」を見ると、2020年は529万円だったものが年々上昇し、2024年には646万円と、およそ5年で100万円以上も上がっている。

「値引き額」「下取り額」はほとんど変わらず推移しているので、「最終支払い額」も同様の勢いで上昇している。

次ページが続きます:
【BEVとの比較はされているのか?】

3/4 PAGES
4/4 PAGES

こちらの記事もおすすめ

あなたにおすすめ

ビジネス

人気記事 HOT

※過去1週間以内の記事が対象