リフォームで「最高評価」を得た、意外な企業 ネームバリューだけじゃない、最重要の3項目

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同社が特に力を入れるのは、オール電化やキッチン、バス、トイレなどの水回りリフォーム。家電量販店としての特性、リクシルとのパイプを生かし、設備系で強みを発揮する。現に施工箇所別の満足度評価でも、エディオンは旭化成リフォームに次ぐ2位に輝いた。

また、前述の通り「価格の適切さ」は同社最大のセールスポイントといえる。付帯工事費込みのパッケージ商品「ぷちdeリフォ」は、レンジフードや洗面化粧台を交換するだけといった、ピンポイントな要望に対応している。低価格かつ短時間の工事で住まいの悩みを解決できるお手軽さが受けているようだ。

なお、ユーザーからは「パッケージ化したものであり、価格等わかりやすかった」(50代男性)、「現在使っている物で残せるものは残して、料金を安くしてくれたので信頼出来ました」(40代女性)といった声が寄せられている。

「いかにストレスなく進められるか」も重要

一方、2位の大阪ガスは昨年の総合1位から一歩後退したものの、項目別では「工程管理」で1位、「仕上がり」「営業担当者の対応」で2位を獲得。「営業担当、施工担当共に丁寧な物腰で好感が持てた」(40代男性)、「無理な営業をせず、こちらの判断を気長に待ってくれた」(40代女性)など、対応のよさを評価する声が数多く寄せられている。

3位の東京ガスリモデリングは「営業担当者の対応(4位)」「施工担当者の対応(3位)」がともに上位で、社員教育に力を注ぐ会社の姿勢がうかがえる。内容によっては、数カ月もの長期にわたるリフォーム工事。その間、いかに顧客がストレスを感じることなく進められるかは、担当者の人柄や力量によるところも大きい。こうした各セクションの対応力も、重要な指標のひとつといえそうだ。

今回の上位3社に共通しているのは、重視3項目の総合力が優れている点だ。いずれもユーザーニーズを正確に捉え、顧客の心をがっちりつかんでいることが分かる。

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