「節約=苦行」はもう古い!「トキメキ」と「仕組み化」で1日500円が老後「2700万円」になる二刀流節約術

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普通の人のための投資
大切ないまを楽しみ、将来に備えた資産形成もできる、二刀流の節約術をご紹介します(写真:mrwed54/PIXTA)
「私たちはもう、『お金について考えよう』にウンザリしている。」
帯にそんな惹句が書かれた異色の投資本『普通の人のための投資: いちばん手軽で怖くない「ゆとり投資」入門』が刊行された。
筆者の桶井道氏は、「その気持ちは、間違いなく正しい」と断言する。だから「ウンザリの正体を明かして、ウンザリしない投資、ウンザリしない節約をすればいい」という。そして「資産運用では、いつまでも『普通の人』でいることが大切」だと。
今回は生涯で5000万円もの差が出る「ウンザリしない節約術」を紹介してもらう。

投資の「種銭づくり」のための節約なんてしたくない

最近、スーパーに行っても、ニュースを見ていても、「また値上げか……」と感じることが多くなりましたよね。食料品から日用品、光熱費まで、あらゆるものの値段が上がり、私たちの家計をじわじわと圧迫しています。

普通の人のための投資: いちばん手軽で怖くない「ゆとり投資」入門
『普通の人のための投資: いちばん手軽で怖くない「ゆとり投資」入門』(東洋経済新報社)。書影をクリックするとAmazonのサイトにジャンプします(本稿では株式投資についてご紹介しましたが、あらゆる意思決定、最終判断はご自身の責任において行われますようお願いいたします)

「少しでも節約しなくちゃ」「このままでは将来が不安だ」――そう感じている方も多いのではないでしょうか。

しかし、節約と聞くと、どうしても「我慢」や「切り詰め」といった、少しつらいイメージがつきまといます。欲しいものを諦め、楽しみを削ってばかりでは、心が疲れてしまいますよね。どうすればいいのでしょうか?

ポイントは、「仕組み化」と「価値のランク付け」です。この2つによりウンザリしない節約ができます。大切な今を楽しみ、将来に備えた資産形成もできる、二刀流の節約術をご紹介します。

一般的に節約法といえば、「支出の把握」と「我慢」のセットがトップに挙げられます。この時点でウンザリしそうですよね。出だしから「大変そう」「面倒くさそう」と思っていては、長続きするはずがありません。

最初にすべきなのは、あなたの「トキメキ・ランキング表」を作ることです。

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