「お金を使わない喜び」を追求する
10月からの値上げも「過酷」なものとなりそうだ。帝国データバンクは約3000品目もの食品がその対象になると予想している。
夏休みに9月のシルバーウイークにと、長期休暇で散財した人も多いだろう。ここからボーナスが期待できる年末までは一気に節約モードと覚悟するほかない。
とはいえ、節約ほど人に嫌われる言葉はない。うまくいっているのに自慢もしにくい。「あの人は節約家だから……」という言葉は褒め言葉に聞こえない。なぜか。それは「節約ってつらいし、大変だし、ストレスがたまる」苦役というイメージだからだ。だからというわけではないが、「節約愛好家」でもある筆者の結論はこうだ、「節約は趣味でやるべきだ。楽しんだほうがいい」。
先に言っておくが、節約を趣味にするとは「お金を使わない喜び」を追求することだ。お金を使うのが大好き、という人はやめておいたほうがいい。ちなみに、自分は使わずに人のお金をあてにする等の行為は、趣味としては認められないので、それも含まれない。それらを踏まえて、趣味にすると起きる効果を見てみよう。
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