東洋経済オンラインとは
ビジネス #自動車最前線

【ロールス・ロイス史上、もっともパワフルな最新作】価格は5614万円からの電気自動車「ブラック・バッジ・スペクター」が魅せる世界観

8分で読める

INDEX

2025年4月18日にロールス・ロイス史上最もパワフルな最新モデルとして日本導入が発表された「ブラック・バッジ・スペクター」。パンテオングリルがダーク仕上げとなり、日本では2025年第三四半期より順次納車予定(写真:Rolls-Royce Motor Cars)

ロールス・ロイスが「4ケタ」の最大トルクを誇るBEVクーペ「ブラック・バッジ・スペクター」を2025年2月(日本導入は4月)に発売した。標準モデルの「スペクター」ですら最高出力430kW、最大トルク900Nmもあるのに、なぜ、その上をいくモデルが必要だったのか。

私がブラック・バッジ・スペクターに乗ったのは3月。場所はスペインのバルセロナだった。驚いたことにロールス・ロイスは、市街地と周辺のワインディングロード、それにサーキットを試乗の場所として用意していたのだ。

結論を伝えると、標準モデルのスペクターでも十分すぎるほどバッテリー駆動によるパワフルさを感じたが、ブラック・バッジ・スペクターは、さらに運転を楽しめるクルマに仕上がっていた。とくにサーキットで乗ってみて、クルマづくりのレベルの高さに“舌を巻く”という表現を使いたくなる出来栄えだった。

【写真】ロールス・ロイスの最新モデル「ブラック・バッジ・スペクター」(14枚)

ロールス・ロイスのブラック・バッジとは

試乗したのはアークティックホワイトなる車体色に、明るいイメージの内装を組み合わせた車両(写真:Rolls-Royce Motor Cars)

そもそも「ブラック・バッジ」とは何か。2016年にロールス・ロイスが設定した”もうひとつ”のラインで、以前よりドライバーズカーとしての側面を強く打ち出すようになった同社の方針に沿って、さらにスポーティ(ロールス・ロイス的な表現は「スピリテッド」)なイメージを強調したところに特徴がある。

「2000年代になって、ロールス・ロイスのクライアントは、従来よりも若々しいイメージを欲しがるようになっていました。自分たちのイメージをよりダイレクトに反映できるロールス・ロイスが欲しい、という声が本社に寄せられるようになったのです」

次ページが続きます:
【ユーザーが求める、若々しいロールス・ロイス】

2/4 PAGES
3/4 PAGES
4/4 PAGES

こちらの記事もおすすめ

あなたにおすすめ

ビジネス

人気記事 HOT

※過去1週間以内の記事が対象