「指示待ち部下」はAIに取って代わられる…!? これからの時代を生き抜くために“自分で考える力”を鍛える《数学脳》とは?

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上司と部下
「答えが1つの問題を解くこと」と「上司の指示通りに働くこと」には共通点があります(写真:Graphs/PIXTA) 
AIに任せられる仕事が増えつつある中、今までと同じ働き方では生き残れないという危機感を抱く人も多いのではないでしょうか?
ではAI時代に生き残るためにはどうしたらいいのか。コンサルタントとして20社以上のビジネスを成功に導き、1800名以上に研修やセミナーを行ってきた福山誠一郎氏は “数学脳”が大事だと語ります。
本記事は、『AIと共存する時代の 数学脳 10歳から身につけるビジネススキル』より一部抜粋・再編集してお届けします。

「数学は『答えが1つの問題を解く』教科」というカン違い

「上司からの指示を待つのではなく、主体的に行動できる人になろう!」と、多くの職場で言われ続けてきたかと思いますが、なかなか、そういう人材が育たないのが現状なのではないでしょうか。

管理職の方であれば、部下に対して、「そんなこと、自分で考えて行動してよ!」と思う場面を多く経験されているでしょうし、若手の方も「自分で考えろと言われても、具体的に何をすればいいの?」とストレスを感じることもあるでしょう。

それでは、自分の頭で考える力を身につけるには、どうすれば良いのでしょうか?

この記事では小学校で習うかけ算を題材に、その方法を説明します。

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