例えば、レストラン予約サイトを運営するTableCheck(テーブルチェック)社が集計している飲食店の1店舗当たりの来店人数は、足元では伸び悩んでいる。
テーブルチェックには安価なチェーン店などがあまり含まれていないとみられているが、最近はそちらに需要がシフトしている可能性がある。実際に、テーブルチェックの来店人数と比較して家計調査における外食の頻度が上振れている。

外食の頻度自体は増えているもののテーブルチェックの利用は減っているということは、外食の単価が低下している証左である可能性がある。
家計は外食という市場にはとどまっているものの、その中で節約志向を強めているようであり、消費マインドの弱さと整合的である。
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