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「女性が若さでチヤホヤされるのは日本だけ?」欧州女性のシビアな職業選択に見る日本との差異

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フジテレビの元アナウンサーである渡邊渚さんの著書『透明を満たす』を読むと、ここにも数々の「会社による口出し」が登場します。彼女がフジテレビに入社した時「入社して3年は恋愛するな。しても絶対にバレるな。アナウンサーは人気勝負。現場のスタッフから好かれることが大事だから、もし恋愛が週刊誌とかにバレたら、あなたを好んで起用してたおじさんたちが拗ねちゃうよ」(56~57頁)と言われたとあります。

男性アナウンサーにも同じようなルールを課していたとは考えにくく、ここでもまた「年配のおじさんに気に入られる若い女の子」を会社という場で作ってしまえ、という男性側の身勝手な願望が見て取れます。

渡邊さんは働き詰めた結果、体調を崩してしまい、耳閉塞感と聴力の低下、めまいといった症状が出て「メニエール病」と診断されました。症状が改善した頃にインタビューで雑談程度にメニエール病だったことを話したところ、会社の人から「アナウンサーは弱みを見せてはダメ。そんなこと言ったら仕事が減るよ」(58頁)と注意されたとのことです。

ここにも「若くて元気な女性がいればそれでいいんだ。病気の話などしてほしくない」といった、一部の男性が女性に求める身勝手な願望が見て取れます。

息の長い職業に目を向ける

女性が定年まで勤め上げる場合、更年期障害など体調不良の時期もあるでしょう。若い女性が病気の話をすることさえ許さないような企業風土で、女性アナウンサーが気持ちよく定年まで勤め続けられるような風土だったのかは推して知るべしです。

今は「人生100年」と言われている時代です。女性としての若さが求められる息が短い職業ではなく、息の長い職業に目を向けるのが健全というものです。

そして若い女の子がそのような思考になるためには、親が時には「シンデレラ」の童話をちょっぴり小細工して娘に読み聞かせるのも「アリ」だと思うのでした。

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