「女性が若さでチヤホヤされるのは日本だけ?」欧州女性のシビアな職業選択に見る日本との差異

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15歳以下の男の子のなりたい職業には、エンジニアや自動車整備士といった機械を扱う仕事が目立つ一方で、女の子の場合はどちらかというと人と関わる仕事が多くランクインしているという違いはあるものの、警察官、建築家、医者などは男の子と女の子の両方の「なりたい職業のトップテン」にランクインしています。

女性をコントロールしようとする職場には要注意

ドイツでは「仕事は大事」だと考えられている一方で、「仕事のために私生活を犠牲にするという考え方」はあまり見られません。恋愛はもちろん、身体にタトゥーを入れることも自由です。

筆者の独断と偏見で言わせてもらうと、女性の生活スタイルに制限を設けたり、女性に対して何かと規則を設けたがる職場には近づかないほうがよいでしょう。

たとえば接客業であることを理由に、女性に対して口紅の色は何色が可で何色が不可などと細かく規定している企業がありますが、基本的に女性の見た目や女性の身だしなみが過剰に重要視されているような職場で定年まで居心地よく働けるかというと疑問です。

女性の交友関係や配偶関係に口を出す職場にも要注意です。たとえばかつてミスコンでは「独身であること」が条件でした。しかもバツイチではダメで「未婚」という書き方でした。それは男性の「願望」なのだと想像します。

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