スシローが始動した「天ぷら定食店」。行って感じた"凄さ"と、すしでも天丼でもない、その深い”狙い”

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「あおぞら」の今後を占う!

1号店はロードサイドに出店となったが、今後はさまざまな立地でこの業態の展開も多いにありえるはずだ。

例えば都心の小さな物件であれば、野田店のカウンター部分だけを切り出してコンパクトな店としてやるのもアリだと思う。ビジネス街、繁華街、郊外、幅広い立地に対応できそう。インバウンドにもウケそうだし、海外に持っていってもよさそうだ。

ここまでは天ぷらのおいしさに感動して手ばなしでほめてしまったが、実はこの「天ぷら定食 あおぞら」には先行するブランドがある。この業態は丸亀製麺のトリドールが展開する「天ぷら定食まきの」や、福岡のローカルチェーン「天麩羅処ひらお」にそっくりなのである。

後編ではそれらとの比較で分析してみたい。

大関 まなみ フードスタジアム編集長/飲食トレンドを発信する人

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おおぜき まなみ / Manami Ozeki

1988年栃木県生まれ。東北大学卒業後、教育系出版社や飲食業界系出版社を経て、2019年3月より飲食業界のトレンドを発信するWEBメディア「フードスタジアム」の編集長に就任。年間約300の飲食店を視察、100人の飲食店オーナーを取材する。
Instagram:@manami_ohzeki

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