【A90ファイナルエディションの価格は1500万円】トヨタ「スープラ」終幕へ。セリカXXからの歴史、BMWとの共同開発による復活劇を振り返る

トヨタ自動車(以下、トヨタ)のTOYOTA GAZOO Racing(トヨタ・ガズー・レーシング/TGR)は、2人乗りスポーツカー「スープラ」のRZグレードを一部改良し、また同時に特別仕様の「A90ファイナルエディション」を発売した。A90ファイナルエディションは、150台の限定で、予約は4月13日まで受け付け、5月9日に当選者を発表する予定だ。
トヨタ「スープラ」ついに生産終了がアナウンス

現行スープラは、2019年に、17年の空白期間を経て5世代目として登場した。以後、改良を重ねながら6年で幕を閉じようとしている。A90ファイナルエディションは、現行スープラの集大成と位置付けられる。
改良を受けたRZが800万円であるのに対し、特別仕様車であるA90ファイナルエディションは1500万円の価格をつける。そこに、集大成の技が込められているといえるだろう。
直列6気筒の3.0Lガソリンターボエンジンは、RZが387PSであるのに対し、A90ファイナルエディションは441馬力と、約14%性能を上げている。最大トルクは、500Nmから471Nmへ、同じく約14%の向上だ。これを後輪で駆動する。車両重量が1530kgなので、A90ファイナルエディションのパワー・ウェイト・レシオは3.46kg/PSとなり、強烈な加速を体感させるはずだ。
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