これはホラー映画ではなく現実の世紀末、「世界経済へのトランプ自爆テロ」で資本主義は終わり、新しい時代が来る

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日本も、もちろんこの流れに加わるべきである(外交的にも経済実利的にも)。だが国会では野党が「石破政権の対米対応は生ぬるい、もっとタフに交渉しろ」とか、逆に「もっとアメリカにちゃんとうまく取り入れ」、などといった間抜けな苦情を言っている。

もはやそういう次元ではないのだ。トランプ大統領は演説の中で、「シンゾウはいい奴だった、素晴らしい、でも暗殺された」など、故・安倍晋三元首相に長時間言及し、それも絶賛し、「日本は友人だ、素晴らしい、でも関税は掛ける、コメは700%だ」などと言って、さらりと明るく「日本へは24%」と述べた。そういうことなのだ。仲よくしようが、取り入ろうが、関係ないのだ。

ある意味、アメリカを見捨てて(100%捨てるわけではないが)、もはやアメリカは昔のよきアメリカではなく、対中も対米も、友人とか同盟とかいうことではなく、利害対立を腹に抱えた取引相手として対峙していかなければならないのだ。

しかし、世界全体ではもはや策はない。本来ならば、アメリカに対して、ロシアへの経済制裁並みに、世界経済から排除するように世界で結束することが倫理的には正しい。

だが、それは実現できないだろうから、ただただ、アメリカの「経済自爆テロ」を見ているしかない。最大国最強国の自爆テロだから、世界経済は不況に落ち込むだろう。そして、資本主義が終わり、新しい時代がくる。

「ある意味、将来必ず起こるべきことが、トランプ大統領の自爆テロによって、50年早く起きただけのことだ」と200年後の教科書には書かれることになるだけかもしれない。ただし、それが現在進行形で起きているときに、同時に生きていくのはなかなかつらいものとなるだろう。

トランプ大統領の顔が暗かったのはなぜなのか

最後に。4月2日の1時間のパーティを見ていて、1つ気になったことがある。それは、トランプ大統領の下僕たちはにこやかに談笑しているのに、トランプ大統領自身の顔が暗いのだ。声にも張りはなく、疲れているのか、寂しそうな哀しい顔をしていたように見えた。

これは何を意味するのか。達成感からの疲労か?それともこの世の終わりのボタンを押してしまったことへの諦念か?(本編はここで終了です。この後は、競馬好きの筆者が週末のレース予想や競馬論を語るコーナーです。あらかじめご了承ください)。

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