これはなんだ?
世界経済の終わりは、こんな学芸会、社内忘年会を盛り上げるための余興のために来てしまうのか。
すでにこのコラムなどで「世界の終わりがトランプ大統領によってもたらされる」という予言をしてきた私にとってすら、これは自分の予想が大きく外れたことに愕然とした。
つまり、世界の終わりは、J・D・ヴァンス副大統領とウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領の喧嘩のように、衝撃的で劇的で、悲劇の取っ組み合いで起こるものだ。そのはずだ。しかし、まさか和やかな談笑の下に、ビンゴの景品としてもたらされるものだとは思いもよらなかった。まさに私は茫然自失となった。
皆が「世界の終わりの加速」を目の当たりにする
しかし、気を取り直して、もう一度言おう。世界の終わりはまさに来た。2月にヴァンス副大統領によってもたらされ、その進行形の姿が4月2日、世界中に余興としてライブ中継されたのだ。この流れは止まるどころか、加速する。誰もが、間もなくそれが現実に形となって、社会経済、世界全体に広がっていくのを目の当たりにするだろう。
それは、関税の規模の大きさとか、経済影響、GDPの減少幅、インフレ率の上昇とかいった問題ではない。まさにテレビタレントのトランプ大統領が、テレビ番組に出演していたときよりもさらに無邪気にまるでおもちゃの刀を振り回すかのように、真剣を振り回している。
しかも、それを、閣僚たちがほほえましく見ている姿こそが、この流れを止める人は誰もいないことを明示している。それどころか、誰も止められず唖然としている間に災害は瞬く間に世界に広がり、茫然としたまま、世界経済が不況に突入していくことを明確に示している。
無料会員登録はこちら
ログインはこちら