岡山の鉄道のまちへ「鉄道並み」に走るバスの本領 神姫バス、復刻塗装になぜ「クラファン」活用?
中国ハイウェイバスの正式名称は「中国高速線」。その歴史は古く、中国自動車道の整備の進展に伴い、1975年11月1日に運行を開始した。2025年は開業50周年にあたる。

津山駅前での中国ハイウェイバス出発式=1975年11月1日(写真:神姫バス)
記念プロジェクトでデザインを復活
その記念事業として神姫バスの社員らが2024年、「三菱初代エアロバス復刻塗装プロジェクト」を立ち上げた。「三菱ふそう・エアロエース1両に対し、三菱エアロバス導入当時のカラーリングを実施、かつての『神姫バスの歌』が流れていた中国ハイウェイバスの車内放送を復刻」するという内容だ。
初代エアロバスは1983年に導入された車両。それまでの車両は一般の路線バスと同じ塗装だったが、エアロバス導入時にデザインを変えた。その後、1990年導入の車両から新塗装に変更され、これが現在まで続いている。

三菱初代エアロバス。このデザインを復刻させる(写真:神姫バス)
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