
日本ではメッセンジャーのデファクトスタンダードになっているLINEだが、他のアプリとは異なり、基本的には1台の端末にひもづく形になる。同じアカウントで、複数のスマホからログインするといったことはできなかった。X(旧Twitter)やFacebook、InstagramといったSNSのDM(ダイレクトメッセージ)とは、根本的に設計思想が違うというわけだ。
人によっては、この仕様が不便になることもあった。特に、複数台のスマホを使い分けているようなときに、どちらか一方にしかLINEを入れられないのが難点。例えば、LINEが入ってない端末で撮った写真を友達に送るような場合、いったん、LINEが入っている端末にデータを移してから送信する手間がかかる。複数台の端末から同時にアクセスできるサービスであれば、このような手順を踏む必要はない。
スマホの2台持ち派には不評だったLINEの仕様だが、3月のアップデートでAndroidスマホを「サブ端末」として設定できるようになった。これを使えば、2台目の端末でメインのスマホに届いたメッセージや写真を見たり、2台目の端末からそれらを送信したりといったことが可能になる。その使い方や、サブ端末を利用した便利な技を紹介していこう。
Androidスマホを“サブ端末”に設定できる新機能
サブ端末としてLINEを入れられる端末はこれまでもあったが、iPadやWindowsパソコンに限定されていた。これは、デスクワークしている際にLINEを使えるようにするためのものだ。LINEは、SNSのDMのようにサーバー側にデータが残されているのではなく、メインとサブ、両方の端末に保存される仕組み。送られてきた写真をそのままパソコンに保存したいというときや、仕事中にサッと返事を返したいときに便利だった。
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