月9「119」でゲスト声優多用に生じた"違和感"の訳 「演技が浮いてる」「トーンが違いすぎる」 などの声

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通報のケースは千差万別で、必ずしも火災現場からの通報や、事故・ケガといった内容ばかりではない。

中には緊急性の低い通報や、SOSではあるが消防管轄外の通報──自殺志願者からの通報や、刑事事件に巻き込まれた被害者からの通報など──が119番宛てにかかってくることもある。

主人公・粕原の指導係を演じるのは瀬戸康史。ぶっきらぼうだが指示は的確だ(出所:フジテレビ公式YouTube)
指令管制員は、通報者からの声を聞きながら状況をリアルタイムで記録していく(出所:フジテレビ公式YouTube)
センターの最年長は佐藤浩一が演じる。粕原が指令管制員になるきっかけを作った(出所:フジテレビ公式YouTube)

ときに悪質ないたずら電話(作中では通称「ジャンクコール」)が紛れることも。指令管制員たちは、姿形の見えない相手に対して想像力と知識を総動員し、情報を見極めて臨機応変に対応する必要がある。

そのため本作の見せ場は必然的に、指令管制員と通報者が掛け合う「通話」のシーンとなる。そこで登場するのが、通報者たちを声で演じるプロの声優というわけだ。

有名声優が多数ゲスト出演

初回には、『進撃の巨人』エレン・イェーガー役などの梶裕貴や、『呪術廻戦』虎杖悠仁役などの榎木淳弥が登場。火災に巻き込まれた通報者と、遊び半分でかけてきた虚偽の通報者、それぞれ正反対な役柄を演じた。

さらに別の回では『銀魂』神楽役などで知られる釘宮理恵や、『名探偵コナン』工藤新一・怪盗キッド役などを務める山口勝平、『ドラえもん』でスネ夫役などを演じる関智一といった、錚々たる面子が登場。一部の例外を除いて、基本的に声優は声のみで出演し、多様な通報者を演じている。

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