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全国の自衛隊の基地をはじめ、自衛隊は国民向けのイベントをよく開催する。自衛隊音楽まつりといったものだが、これらは今後も続けるべきだろうか。観閲式や航空基地祭も今までどおり開催してよいものか。
実は、自衛隊は余裕がなくなっている。海外派遣などの任務拡大や人口縮小による人員不足などにより、従来どおりの業務実施は不可能となりつつあるのが現状だ。
となれば、各種の行事は見直すべきである。行事負担から実任務が滞り、隊員が疲弊する事態にすでに至っているからである。
負担が大きい行事も
では、自衛隊にはどのような行事があるのだろうか。
まずは国家の公式行事がある。皇室行事をはじめ国家が主催する式典には自衛隊が必須だ。儀仗や礼砲、堵列(とれつ、隊員が並んで人垣を作ること)、音楽隊は、他の省庁では代替できないためだ。
防衛省が主催する行事もある。陸上自衛隊(陸自)の中央観閲式や海上自衛隊(海自)の観艦式、航空自衛隊(空自)の航空観閲式といったものである。
最近は西暦が3で割れる年は海自、翌年は空自、翌々年は陸自と輪番で実施している。
自治体行事への協力もある。オリンピックやさっぽろ(札幌)雪まつりでの作業支援である。開会式などへのブルーインパルス派遣を含めてもよい。
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