逆境に勝った「有名社長たち」の心に刺さる言葉 本田宗一郎や稲盛和夫など…残した言葉の数々
御木本は、アコヤ貝の保護と増殖をきっかけに、アコヤ貝を使った真珠の養殖を決意。周囲の理解は得られず、資金難に何度も陥ったが、妻の支えで1893年に夢を実現させた。
フランスの宝石商から養殖真珠を偽物とする訴訟を起こされることもあったが、そのことで逆にフランスの裁判所から「天然と変わらぬもの」というお墨付きを得て、日本の養殖真珠を世界へ知らしめた。
失敗しても挑むことの大切さ
真珠に生涯を捧げた男の情熱あふれる言葉がこれだ。
「人はなにか一つのことに気狂いにならなければ、とうてい人並み以上にはなれない」
失敗してもひたすら挑み続けることで、道が拓ける。みなを率いるリーダーがまず諦めない姿勢を示し、自ら動くのが重要となる。
『逆境に打ち勝った社長100の言葉』の「第1章 苦境を越える言葉」から5人の経営者の言葉をピッアップした。本書は、そのほか「第2章 発想を変える言葉」「第3章 人を奮い立たせる言葉」「第4章 成功をつかむ言葉」「第5章 己を信じる言葉」と、ジャンル別に経営者の言葉が収録されている。
自分が今ぶつかっている逆境は、何に起因したもので、どのように解決すべきなのか。実際に苦境を切り抜けた経営者の名言から、その思考法をぜひインストールしてみてほしい。
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