映画「1ST KISS」も"ホテルで名作が生まれる"ナゼ 各地の「ロケ地となったホテル」を巡ってみた

著者フォロー
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

縮小

千葉県浦安市にある東京ディズニーリゾートのオフィシャルホテルの1つ、「ヒルトン東京ベイ」。ここが、一流のサービスを提供する「東京プラトン」として、ドラマの舞台となり撮影されました。

ヒルトン東京ベイ
「ヒルトン東京ベイ」があの「東京プラトン」に!(筆者撮影)

高嶋さん扮するホテルマン・赤川一平が、職場で一緒に働く仲間たちやさまざまなお客様と出会いながら、成長していく物語です。「姉さん、事件です!」で始まる名ゼリフは、当時大変流行しました。

すでに放送から30年ほどの年月が経ちますが、建物自体は当時と変わらず壮大で、ロビーの内装も豪華な雰囲気が変わっていません。ドラマの中の定番シーンの舞台でもあった、2階からロビーに降りてくる階段は今でも残っています。

ディズニーリゾートに向かうファミリー層だけでなく、国内外からのビジネス需要にも対応。巨大なバンケットルーム(パーティー会場)を備え、多くの国際会議や大規模なイベントが日々開催されています。

また、木村拓哉さん主演のドラマ『BG~身辺警護人~』(2018年)のロケ地としても話題になりました。

ヒルトン東京ベイ
印象的なシーンとして記憶に残っている人も多い階段(筆者撮影)

さらに、近隣のディズニーオフィシャルホテルも、多くのドラマや映画のロケ地となっています。

「ホテルオークラ東京ベイ」では、スペシャルドラマ『古畑任三郎ファイナル』(2006年)やドラマ『花より男子2』(2005年)、「シェラトン・グランデ・トーキョーベイ・ホテル」では、映画『THE有頂天ホテル』(2006年)などが撮影されています。

ホテルオークラ東京ベイ
ドラマ『花より男子2』に登場したことでも知られる「ホテルオークラ東京ベイ」(筆者撮影)
ベイシェラトン
「シェラトン・グランデ・トーキョーベイ・ホテル」では、映画『THE有頂天ホテル』を撮影(筆者撮影)

原作者・東野圭吾もお気に入りのホテル

場所は東京に移り、地下鉄半蔵門線・水天宮前駅直結の「ロイヤルパークホテル」。ここは、東野圭吾の同名のミステリー小説を映画化した『マスカレード・ホテル』(2019年)のロケ地となりました。「ホテルが舞台になった名作映画」の1つとしてその名を刻んでいます。

次ページ小説にも登場する圧巻のロビー
関連記事
トピックボードAD
ライフの人気記事