「いまだ投資を始めない人」が一生涯で損すること 素人が始めるなら「長期の株式投資」一択であるワケ
なぜ株式投資は大きな成果を上げるのか。
難しい学説はたくさんあるが、そもそも株式とは何かを考えてほしい。
それは会社の一部だ。
会社の最高議決機関は株主総会であり、株式を100%保有する株主はその会社を好きにできる。社長の首をすげかえるのも、会社を解散するのも自由だ。だから、株式を買うということは、会社の一部を買うということなのだ。
ここを理解している人が少ない。
安く買って高くなったら売ればいいとか、買った時より安くなったら損切りするべきという意見が多い。
値動きのチャンスで儲けようという投機ならその通りだけど、投資は資本に投じる、つまり会社の一部を購入して、その会社が成長したらその分の利益が自分のものになるということだ。だから、世界中の大金持ちは大半が自分の会社の大株主となって会社の成長の利益を得ている。大企業の社長でも雇われではたかがしれている。
だから、株式投資は有利
ちなみにフォーブス誌が2024年1月に発表した長者番付によると、日本で一番の大金持ちはユニクロなどで有名なファーストリテイリングの柳井正会長兼社長で資産は5兆9200億円。2位はソフトバンクグループの創業者の孫正義会長兼社長の4兆2000億円と莫大な金額だ。
柳井氏は自社の17%、孫氏は29%の株を持っている。親族や資産管理会社を合わせると、もっと多くなる。その保有株の価格が高騰したため、大金持ちになれたわけだ。
そして、会社は儲かるために社員全員が一生懸命働いている。その会社の人が一生懸命アイデアを出して働いて、商品やサービスを売り、利益を出していく。
株価は短期的には戦争、インフレ、はたまた会社が事件や事故に巻き込まれたなど、外部環境に大きく左右される。
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