長期投資、今始める人に教えたい「銘柄選び」のコツ 「値上がり益」に注意を向けてしまうと挫折する
3つのカテゴリーに振り分けたバランスの良い運用
資産運用では「資産3分割法」が基本原則になる。
資産3分割法とは、保有する資産を現預金、株式、不動産という3つの資産カテゴリーに振り分けてバランスよく運用する投資法のことだ。
分散の比率は正確に3分の1ずつである必要はない。個人の資産規模やライフステージ、時々の経済環境に応じて、比率を増減させてもいっこうに構わない。
たとえば全資産の1000万円をすべて銀行預金に預けていれば、急激なインフレが起こった場合、実質的な価値が大きく損なわれてしまう。
インフレに強い株式に300万円、不動産に300万円という具合に分散させておけば、預金の目減りを補えるばかりか、逆に経済的な価値を全体として高めることができるかもしれない。


















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