誰しも資産が減っていくのは不安なものだが、解消する方法がある。
本特集は「お金の終活 超入門」と題し、後悔しない老後資金の使い切り方をわかりやすく解説。運用で形成した資産を定年後どのように使えば、不安とは無縁の豊かな老後生活を送ることができるのか。これを読めば丸わかりだ。
定年後に大事なことは、築いた資産を上手に使うこと。しかしそれまで築き上げてきた資産を売却することに対しては、心理的なハードルが高い。
「売却したら損をしてしまうかもしれない」「保有し続けていればもっと増えるかもしれない」などと考えがちだからだ。そもそも取り崩すことで資産が減っていくのを見るのは不安だ。
CF資産を保有し続ける
だが、そうした不安を緩和する方法がある。それは、資産の一部を「キャッシュフローを生む運用資産(以下CF資産)」に換えて、亡くなるまで保有し続けること。そうすれば、定期的に不労所得を得ることができるのだ。
しかもそうした運用資産は、まとまったお金が必要になったときに売却することができる。このようなオプションを持ちながら、残りの資産を取り崩していけば、心の安寧を得ながら豊かな老後のためにお金を使うことができるというわけだ。
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