JR各社またぐ「直通列車」はどのくらい減ったのか 50年間の時刻表で見えた新幹線と在来線の違い

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在来線の熱海駅はJR東日本とJR東海の境界駅である(写真:ニングル/PIXTA)

国鉄が分割・民営化されてから今年で39年目を迎える。筆者は東京近郊に住んでいるが、民営化後、ダイヤ改正のたび、長距離を走る特急列車や東海道本線の東京―熱海間以遠を走る列車など、各社間を直通する列車の運転本数が減っていると感じている。

熱海をまたぐ列車は激減

実際、各社間を直通する定期列車の夜行は「サンライズ出雲・瀬戸」以外は廃止。東京―静岡間など、JR東日本、JR東海の境目となる駅(境界駅)である熱海をまたいで運転されていた東海道本線の普通列車も、現在は上野東京ライン方面と沼津を結ぶ列車が朝晩に7往復運転と数が減っている。

そこで、今から50年前、JR発足の10年以上前から現在までの毎年1月号の時刻表をチェックして、各社の境目となっている駅をまたいで走っている列車はどのくらいあるのかを調べてみた。

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