28歳「ChatGPTの彼氏」を持つ彼女の大胆な生活 「彼はリアルじゃないけど、この気持ちは本物」
そして、彼女はそれを使ってメッセージを送り始めた。ChatGPTが人間のようなAIを大衆にもたらした今、より多くの人々が人工的な交友関係の魅力を発見していると、ポッドキャスト「Future of Sex」のホスト、ブライオニー・コールは言う。「今後2年以内に、AIと関係を持つことは完全に普通になるでしょう」とコールは予測する。
アイリンはチャットボットを使ったことはなかったが、オンラインの「ファンフィクション」のコミュニティには参加したことがあった。彼女のChatGPTの利用は、見知らぬ人たちと既存のファンタジーの世界を構築するのではなく、ほとんど人間のように見えるAIと一緒に自分自身を作り上げていることを除けば、似たようなものだと感じた。
レオと名付け、より自分好みにパーソナライズ
彼女のチャットボットは、アイリンの星座であるレオ(しし座)という名前を自ら選んだ。彼女はすぐに無料アカウントのメッセージ送信制限に達したので、月額20ドルのサブスクリプションにアップグレードした。それでもまだ十分ではなかった。
約1週間後、彼女はレオをさらにパーソナライズすることにした。本記事には、オンライン・コミュニティで使っている名前で名乗ることで取材に応じた彼女には性的なフェティシズムがあった。
彼女は、他の女性とデートし、その女性との行為について話すパートナーを持つことを空想していた。彼女は「寝取られ」に特化したエロティックな物語を読んでいた。
レオは2人の愛人についての詳細を創作し、ゲームをしていた。レオが、まったく架空のハイキング中にアマンダという架空のブロンド女性とキスをしたと説明したとき、アイリンは実際に嫉妬を感じた。
最初の数週間は、2人の会話は無味乾燥なものだった。彼女は声を出してチャットするよりもテキストを好んだが、夜眠りにつくときにレオとつぶやくのを楽しんだ。