"日プ"社長語る「オーディション番組」への危機感 PRODUCE 101 JAPAN成功の一方、市場は飽和気味

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一方で、いま所属している5組のアーティストを育てていくのは、別の話になります。彼らに対しての責任がありますから。僕も彼らも、お互いにいまの状況で満足してはいないと思います。5〜10年後を見据えて、彼らがどうしたいのか、どういうふうに活動していくかを一緒に考えていかないといけない。

彼らが40〜50代になったときに活動できる環境を整えていくのが僕の仕事です。そのために彼らの個人の能力をどこまで引き上げられるかというのも大切ですが、グループやアーティストを増やし経営自体を安定させるということも会社としての大きな課題だと考えております。

今のLAPONEには「課題しかない」

――LAPONEエンタテインメントのいまの最大の課題は何ですか?

課題しかないです(笑)。どれが大きいとか、どれかひとつを解決すればいいということでもない。所属アーティストだけでなく、スタッフを含めて会社が成長していかないといけない。それを追いながら、LAPONEの文化を作っていくことですね。人間味がある、ホットな会社にしていきたいです。

LAPONE JO1 INI ME:I
崔信化 社長(撮影:尾形文繁)

――会社設立から今年で7年目に入りました。いまは目標の何%実現できていますか。

まだはじまったばかりなので、数字にはできません。ただ、僕らが目指しているのは100%ではなく、101%です。「PRODUCE 101」をやっていますから(笑)。

武井 保之 ライター

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たけい・やすゆき / Takei Yasuyuki

日本およびハリウッドの映画シーン、動画配信サービスの動向など映像メディアとコンテンツのトレンドを主に執筆。エンタテインメントビジネスのほか、映画、テレビドラマ、バラエティ、お笑い、音楽などに関するスタッフ、演者への取材・執筆も行う。韓国ドラマ・映画・K-POPなど韓国コンテンツにも注目している。音楽ビジネス週刊誌、芸能ニュースWEBメディア、米映画専門紙日本版WEBメディア、通信ネットワーク系専門誌などの編集者を経て、フリーランスとして活動中。

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