年間チャートに中学生登場、2025年はB'zが来る? 2024年はある人気バンドがチャートをジャック
3位はOmoinotake(オモイノタケ)の「幾億光年」。ドラマ『Eye Love You』の主題歌だ。
2023年1月24日に配信されると、1月31日付チャートで98位に登場。ドラマは目立った高視聴率ではなかったが、放送が進むにつれて順位を上げた。指標別ではラジオが2位、ダウンロードが6位、ストリーミングは3位、ビデオは10位だった。
トップ3以外で特筆すべきはMrs. GREEN APPLEの活躍だろう。10位圏内に2018年発売の代表曲「青と夏」など4曲が入り、100位圏内に計17曲がランクインする”チャートジャック”状態だった。
これは2024年4月の「ライラック」(年間5位)を皮切りに、5カ月連続で新曲をリリースした影響がある。新曲が着実にストリーミングを伸ばし、過去の曲もさらに聴かれる循環が起きた。「青と夏」は夏の定番曲で、ライブでもよく演奏される年間チャートの常連だ。新曲ラッシュが再び順位を押し上げる結果となった。
アイドルグループもアルバムで存在感
一方で、2024年はアルバムやライブに力を入れる有名アーティストもみられた。米津玄師は年間アルバムチャート2位を獲得し、根強い人気を証明した。Official髭男dismやAdoは、アルバムに加えてライブツアーを開催。YOASOBIも8曲の英語版ミニアルバムを発表し、今年にかけてアジアツアーを展開している最中だ。
また、シングルチャートではやや控えめに見えたアイドルグループも、アルバムでしっかり結果を残している。
Snow Manは年間アルバムチャート1位を獲得。SixTONESは4位。旧ジャニーズ事務所を退所した平野紫耀を含む3人グループ・Number_i(ナンバーアイ)も、アルバム、ミニアルバムが6位、8位と上位に食い込んだ。韓国グループでは、SEVENTEENが2023年に続いて上位に複数ランクインする活躍ぶりだった。
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