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KDDI「AIドローン構想」が示した警察支援の可能性 災害時も平時も、全国10分圏内を目指す

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  • 石井 徹 モバイル・ITライター
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左から、石川県警察本部 警察本部長 大嶌正洋氏、石川県 デジタル推進監 成瀬英之氏、KDDI 松田浩路CDO、ローソン 理事執行役員 中部カンパニープレジデント 片岡淳司氏(筆者撮影)

実証実験の全容

12月23日の実証実験は、七尾警察署の会議室および隣接するローソン七尾小島町店を拠点として実施された。同店舗の屋上に設置された金属パイプ製のやぐらがドローンの離発着場所となり、2つのシナリオで警察活動の高度化に向けた実証が行われた。

警察署の隣にあるローソンからドローンが発着した(筆者撮影)

実験は警察の通信指令室からの模擬通報から始まった。「七尾市内の小丸山城址公園付近で25歳男性が行方不明。午前9時頃から散歩に出たまま帰宅せず。黒色ジャンパー、紺色長ズボン、白色スニーカーを着用」──。この通報を受け、1つ目のシナリオが動き出した。

実証実験は模擬入電から始まった(筆者撮影)

ローソン七尾小島町店の屋上から約1km離れた小丸山城址公園に向け、AIドローンが飛行を開始する。警察署内では、操縦者の画面と現場のライブカメラ映像を映す2つのモニターで状況を確認。サーマルカメラを活用した上空からの捜索により、行方不明者を発見し、警察官への正確な位置情報の伝達まで完了した。

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