「1億総推し活時代」ブームで増える"不安と悩み" 独自調査で判明した「10~70代」のリアルな本音
ほかにも同じく10代の女性から「メンズ地下アイドルやコンセプトカフェなど、未成年が立ち入ることができる場所で、高額なお金をキャストに貢いでる同級生がいる。中学生の頃から通いつめている人もおり、未成年が立ち入れないはずのホストなどと変わらない実態だ」との回答もあった。
博報堂の調査によれば、10代女性は可処分所得の半分以上を推し活に費やしている。さらに別の調査では、若年女性が推し活のために「工夫している」支出として最も多いのが食費であることも判明している(auじぶん銀行「20代から30代の働く女性の推し活に関する調査」)。
配偶者の推し活を心配する男性多数
自分自身だけではなく、家族や友人が推し活をしているという人も多い。特に突出しているのが自身の性別を男性と答えた人が、配偶者が推し活をしているというパターンだ。
東洋経済にID登録をしている人が対象のアンケート調査のため一定の偏りが出ている可能性もあるが、男性の回答では「自分自身」という回答に次いで高い比率だった。
例えば東京都在住の70代男性からは「年金生活の中で配偶者が比較的裕福な友達と推し活グループを作っている。『金銭的にきつい』思うときがある」との回答があった。
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